【R-18・RP】カウガールバラッド【闇鍋】

本名はリーリエ。
幼いころ母親は病死し、父親と二人暮らしだったが、１３歳の時、父親が殺される。
犯人はストリートチルドレンの少年であり、地元のギャング「スカル団」に入団するための儀式で人を殺す必要があり、無関係の人間だった彼女の父親を殺したのだ。

天涯孤独となった彼女は、ストリートチルドレンに混じって暮らすようになるが、犯罪組織や犯罪者を決して信用せず
自身も（ちょとした軽犯罪を除けば）盗み、詐欺、恐喝、殺人のような犯罪には一切手を染めることは無かった。
１６の時、密かに探っていた、父親を殺した少年とスカル団の主要メンバーの、逮捕に繋がる証拠を掴む。
彼らの逮捕を見届けた後、スカル団の報復から逃れるため本名を捨て、クールっぽく見えるよう意図的にキャラを変えた。
この時以降からメトロと名乗り、星々を渡り歩く賞金稼ぎとして活動するようになる。


ある時、ルザミーネという女賞金稼ぎと知り合いコンビを組むようになる。
ルザミーネは生物学の学者でもあり、ウツロイドという未確認生物を発見することを夢見ていた。
ウツロイドとは、空を浮遊するカツラのような形のクラゲのような生物であり、人間の肉体や精神の抑制を取り払う毒を持っているのだという。
二人は賞金首を捕まえる合間に、ウツロイドを探す生活を暫く続ける。
メトロの生物学の基礎は、この時ルザミーネに学んだ。
ある日、酒を飲んだメトロは触手AVコレクションの事をルザミーネに話してしまいドン引きされる。
同じ触手生物好きでも、方向性が決定的に違っていたのだ。
二人はコンビを解消し別々の道を歩むことになる。
その後のルザミーネの消息は不明。

実はルザミーネは、メトロに語っていない情報がある。
ウツロイドは、宇宙のどこかに時折出現する空間の穴「ウルトラホール」から繋がる異世界「ウルトラスペース」に生息している生き物。
ルザミーネの夫（プラターヌ博士）はウルトラホールの研究中に行方不明になっていて、ルザミーネは、夫はウルトラスペースに迷い込んでしまっていると考えている。
ウツロイドを探すのはウルトラホールを探し、夫を救助するため。
メトロとのコンビの解消は、メトロがウツロイドに捕らわれウルトラスペースに迷いこむことを警戒したためでもある。