原作『カウボーイビバップ』の世界観を用いたやる夫系二次創作のWikiです。


■用語集

あ行

位相差空間ゲート
明滅宇宙理論を利用し、入り口となるゲートから出口となるゲートまでの間を高速移動することが可能となったもの。言うなれば、宇宙空間の高速道路のようなものである。
各ゲートは複数の巨大なリングからなっており、それぞれのリングが加減速や料金徴収などの役目を担う。料金は料金所リングの「クレジットセンサー」という装置を通過する際にマネーカードから自動的に支払われる(ETCのようなイメージ)。
高速道路として使用される以外にも、木星圏など太陽から遠く太陽光線が届きにくい宙域に太陽光線を導きやすくするためにも使われている。
ウーロン
太陽系全域で使用可能な通貨単位。1ウーロンで約1円である。
また、電子マネーによる支払いが一般化しているが紙幣も流通しており、一部にはカードを信用せずに「現金」を好む者もいる。

か行

カウボーイ
賞金稼ぎの通称であり蔑称でもある。一般市民にとってはならず者のイメージが強い。

さ行

賞金首
カウボーイ法に基づき賞金をかけられた犯罪者および一般人。刑事事件を起こした者は地方警察やI.S.S.P.によって賞金がかけられる他、各惑星政府や被害者によって賞金が上乗せされる場合もある。
一般人や各種団体によって犯罪者でない者に賞金がかけられる場合もあり、賞金首=犯罪者というわけではない。
賞金額は申請者が自由に設定できるが、犯罪者の場合おおよそ数万から数百万ウーロンである場合が多い。なお、アメリカ西部時代と違って賞金首が死んでしまった場合には賞金は支払われないため、生け捕りにする事が求められる。

た行

な行

は行

ま行

マタデー
何処でも成長するヒトデのような植物。食用には適さないが食べれることは食べれる。
大航海時代でいう鼠ポジションであり、これを食べ始めた宇宙船は末期である。
マルス・ロマンス
単一、もしくは少数を好む賞金稼ぎには珍しい多数の賞金稼ぎからなる共同体。
もしくは彼らの溜まり場となる大衆酒場の名前である。
創設7年。マスターの意向により禁煙である。
明滅宇宙論
2007年に解明された理論である。
この世界は1/48秒周期で明滅しており、その際に現れる「位相差空間」と呼ばれる別次元の空間が存在する。その空間サイズは1/240であり、この位相差空間内を移動することで、通常空間を移動する場合に比べて240倍早く目的地に到達することができる。
モノ・システム
大気圏外における様々な宇宙船・作業船・戦闘機などの機体制御・測位・航路管理などのシステムをパッケージ化したシステムであり、名前は「Machine, Operation, Navigation, of Outer space」の頭文字を取ったもの(MONOシステムと表記する)。全太陽系の共通規格であり、作中の宇宙船はすべてこのシステムを搭載している。宇宙用に開発されたシステムであるが、大気圏内での航行にも対応している。
モノポッド
モノ・システムを搭載する球型コックピット。主に小型 - 中型の宇宙船用モジュールとして採用されている。
着脱可能なことから緊急脱出ポッドを兼ね、宇宙空間であれば短時間だが単体での航行も可能。周囲のガラスは停止時は透明だが、起動時には宇宙線反射のためにスモークガラス状となる。
モノ・マシーン
モノ・システムを搭載した宇宙船のこと。狭義ではI.S.S.P.の小型パトロール艇などモノ・ポッドを採用する宇宙船のみを指す場合がある。
や行

ら行

レッドアイ
使用することで一時的に動体視力と身体能力が向上する目薬。もともとは位相差空間ゲートの建設工事に付き物だった時差ボケに似た職業病の解消のために開発されたが、覚醒・幻覚作用があることが判明し、違法ドラッグとして取り締まりが行われている。
最上級品は「ブラッディ・アイ」と呼ばれる。ブラッディ・アイ使用時には弾丸すら見切り、回避するほどの能力を得ることが出来るが、相応に身体的な反動も大きい。
レムール(幽霊)
正体不明・姓名不詳の詐欺師・怪盗。
幽霊(レムール)の名で知られ、あらゆる情報屋もその正体までは辿り付けた前例はない。
正体特定不能の為、懸賞金はゼロ。

わ行

英数字

I.S.S.P
正式名称はInter-Solar Systems Police(太陽系刑事警察機構)。
独自の捜査官を持つ宇宙全域における警察組織。惑星・国家の枠を超えた事件を担当している。
SSW(Solar System Web)
現在でいうところのWWW(World Wide Web)。ウェブの発達が全太陽系規模に及んでいる。
地下都市で生活しなければならない地球では他地区への移動が困難なためネットが発達しており、それが高技術持ちのハッカーの生まれる温床となっている。
TIPS
モノ・マシンを宇宙で運転するには、宇宙船運転免証、モノ・システム管理免許証、宇宙空間航海許可証の三枚が必要。
さらに位相差空間ゲートを通過するのにもう一枚許可証が必要になる。
ただし、宇宙空間航海者の5%は無免許である。

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